



セゴビアやタレガなどの近代クラシック音楽〜ジャズや即興音楽を経て、独自のスタンスで都内を中心に多彩なジャンル/シーンで活躍するギタリスト、坂ノ下典正の完全ソロ・ギター・アルバム。奏法に高度な技術を要する7弦クラシックギターとフレットレス・クラシックギターを用いながらも技術を誇張するのではなく、様々な音楽的要素を汲み込んだオリジナル曲とアレンジ曲の計13曲を収めた、ゆったりとした時間が流れるアルバムとなっています。
ジャケットのアートワークは、海岸に流れ着いた陶片でパターンデザインを作り上げる2人組アートユニット、guse ars制作。元となった陶片はCDのトレイに印刷されています。
シングルレイヤーによるシンプルな<タイプa>と、どこを取っても同じ模様が無いように重ねられた、ダブルレイヤーによる<タイプb>の2種類のジャケットで発売。収録内容は同じものとなります。こちらはタイプbのものとなります。
【Track List】
01. Lacy’s Sigh
02. 三筋の光
03. El Noi De La Mare
04. 旅のようなもの
05. Improvisation for Yae
06. Goodbye Poke Pie Hat
07. La Montagne
08. Improvisation for Sui
09. Coma
10. May Sing
11. Not Your Fault
12. Very Early
13. Tram
https://soundcloud.com/norimasa-sakanoshita/02-misujinohikari-from-tram
東京都在住のギタリスト/コンポーザーによる、2016年の発表の作品。
エフェクトによる柔らかなギターは、反復しながら空気に溶けていく。多重録音されたギターの音色は決して感情的にはならず、だが決して無機質ではない。只々、在るべき様に響く。坂ノ下さんの音楽はどれも丸みを帯びています。
1976年生まれ。
音楽の基礎にと, 幼少時からピアノの習得を勧められる。
高校でクラシックギターに触れ, セゴビアやタレガなどの近代音楽に傾倒。
大学時にジャズや即興音楽に触れ, ライブ活動を開始。
卒業後拠点を東京に移し, ジャズ, ボサノヴァ, ポップス, 即興など多種多様なジャンルで演奏。
映像や絵画, 舞踏, 朗読, 料理など, 他表現とのコラボレーションも多く行う。
東京アートシーンで活動中の"Echostics"名義では, 作曲・アレンジを担当。
雑誌"ecocolo"主催の"WordsGarden",
Art Re-public Tokyo主催の"創造公園渋谷”, ドキュメンタリー映画祭"DOCU Memento"など, 多数アート系イベントに参加。
7弦ギターでの演奏を基軸に, 都内に留まらず, 全国各地で活動中。
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“Someone’s Garden Records"より,
Solo Guitar 作品, “Actual Relief (‘09)“, “Meditation(‘10)”, “Horizon(‘13)”,
Echostics名義で"Someone’s Garden(‘11)“をリリース。
レーベル“Weiss"より, “都市の目覚め(16)“をリリース。
2020年3月、7弦ギターを全面的に使用し録音された作品 “Tram"をリリース。
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Sound of Kula, haruka nakamura LABO, 松村拓海Duologue, n umaとの共同作品, 畠山美由紀15th anniversary live, BEAU PAYSAGE CD Bookなど, 多数レコーディングセッションに参加。
TVやFMを始め, 各地の居心地良い場所・環境で楽曲が使用されている。